いつもカフェゼロサンにご来店、ご利用いただきましてありがとうございます。
新しいコーヒー豆の販売準備が整いましたのでご案内いたします。
カフェゼロサンとしては随分久しぶりのコスタリカコーヒーです。今回お届けするのは2009年に設立されたマイクロミル”La Montana Tarrazu”(ラ・モンターニャ・タラスだと思います)から、2023入荷の「レッドハニー」プロセス。芳醇なコクと甘味が魅力のコーヒーです。11月27日からの販売開始となっております。
中米・カリブ海 コスタリカ レッドハニー フルシティ
100g価格=610円(税込み)200g価格=1180円(税込み)300g価格=1740円(税込み)
産地の特徴など
2006年頃からTarrazuエリアにマイクロミル革命が起きました。コーヒー生産者の中に何十年と貯めてきた資金を投資して、自身や、家族、親族で運営できる規模の小規模な生産処理施設を設立する人たちが現れました。このことにより、生産者たちはただコーヒーを生産して農協などが所有するミルに持ち込むだけではなく、コーヒーの栽培から、品質管理のコーヒーの味にかかわる全てのプロセスを行うことができるようになりました。
2009年に設立されたマイクロミル”La Montana Tarrazu”。今回お届けするのは2023入荷の「レッドハニー」プロセス。品種はカツーラ&カツアイです。
こんな工程で作られるようです。チェリーは水の比重選別にかけられ、異物や密度の低い軽いチェリーが取り除かれます。選別されたチェリーは果肉除去され、ミューシレージが7割程度付いたままのパーチメントは、すぐにアフリカンベッドへ移されます。このまま3~4日間は攪拌を行わず、表面のミューシレージを乾燥させます。4日目にかたまりになっているパーチメントをほぐしながら、今度はパーチメント同士ができるだけ重ならない薄く広げ、2時間ごとに人の手で攪拌します。この作業を約10日間続け、水分値が10.5%になるまで乾燥させます。
焙煎と味わいの特徴
「ほろ苦、芳醇なコクと甘味に満たされる」
ナチュラル精製に近い「レッドハニー」プロセスにより、甘味が増して複雑で豊かな味わいになっています。
ほろ苦、芳醇なコクと甘味が広がる。ほろ苦といっても甘味が主体。「甘味とコク」をおたのしみください。重すぎず軽すぎずのミディアムボディで飲み口も良いです。焙煎度はふつうの「フルシティ」ローストです。これまでにない、魅力的なコーヒーに出会えて嬉しいです。